決勝戦
- 決勝戦「ゆりやんレトリィバァ」「マツモトクラブ」「じゅんいちダビッドソン」の対戦でじゅんいちダビッドソンが優勝したのは納得
- ネタの完成度としてはマツモトクラブも捨てがたいが、音声込みのSE相手にコントをするのと、台詞でグイグイひっぱっていくスタイルの違いが出たかなと思う。マツモトクラブのスタイルだと、ネタがアレ以上にキレていないと優勝は難しいのではと思った。
- 1回戦でくそつまらないショートコントを披露する本田圭佑がきっちりとネタを仕上げてきて、「伸びしろ」をしっかり見せてくれたのも評価が高かった。
- ゆりやんレトリィバァは、1回戦でこれまでに無いスタイルのあるある芸を仕上げてきたので、あの路線で行くかとおもいきや、海外ドラマ/映画のあるあるを女スパイのスタイルにのせて、というネタで勝負にでたのが裏目に出た。このあたり芸歴の経験の差なのか。1回戦でばっちり仕上がっていたネタに対して、女スパイの動きやセリフ回しがどうにも仕上がり不足で(狙っていたのかもしれないけど)、物足りなさを感じた。
Aブロック
- ゆりやんレトリィバァ
- あばれる君
- 実力派あるのだろうけど、あの舞台で小学生のネタがちょっといまいちだったか。
- ひとつまえのゆりやんレトリィバァのネタにそこはかとなくインテリジェンスの香りがただよっていただけに、おもしろさが映えなかったかもしれない。
- とにかく明るい安村
- 個人的には最高
- 宴会芸ではある
- 裸芸って、実際やろうと思うと、「きれいなだらしない身体」という一見矛盾する肉体を求められる
- そういう意味では脇の志望でブーメランパンツの紐が隠れる体型は至高の作品だった
- AKBのダンスを挟んだのはちょっと冗長だったかもしれない
- もう少し色々なポージング見たかった
- COWCOW善し
- 安定の仕上がり
- 一定のおもしろさはあるけれど、がつーんと突き抜ける面白さが足りなかった
- 「ビーン」は良かった
Bブロック
- 厚切りジェイソン
- 年始にネタを見ていたので期待していたが、舞台でちょっと空気を掴みきれてなかったかも
- 面白いけれど、ちょっと上滑りしている感じ
- ネタにしている漢字も、途中でちょっと「?」って部分があったので、ネタの厳選具合でしっぱいしたかな
- IT企業の役員らしいので一度会ってみたい
- エハラマサヒロ
- アジアン馬場園
- マツモトクラブ
- ストリートミュージシャンの前に立ってなかなか立ち去らない人、をここまでのネタに昇華できるのはすごい
- 決勝のネタと違って、多少の掛け合いがあったのが良かった
- キャラも強烈(が、ゆえに決勝でのキャラが弱く見えたのかも)
Cブロック
- NON STYLE石田
- 途中で噛んじゃったのがなー。一番最初のフリップの時点でちょっと怪しかった。
- 一枚目の動揺をその後も引きずってしまったのが良くない
- ネタも、2枚目からいきなりBBP(バーバパパ)と、マニアックな方に展開していっていたのもよくなかった
- 期待していただけに残念
- 途中で噛んじゃったのがなー。一番最初のフリップの時点でちょっと怪しかった。
- やまもとまさみ
- 3連覇ってのはまず2連覇してから言って欲しい
- が、ネタはおもしろく、ふつうに上手い
- じゅんいちダビッドソンと競っていたが、昨年優勝しているだけにハードルがより高くなっていたかもしれない
- じゅんいちダビッドソン
- くそつまらないショートコントを即座に説明するという斬新なスタイル
- おもしろくないんだけど、じわじわおもしろいという不思議な後味だった
- 強調していた「伸びしろ」が決勝戦への伏線になっている点も作戦勝ちかな
- 同じネタを本田自身にやってほしい
- ヒューマン中村