a box of chocolates

You never know what you're gonna get.

2022年に観た映画

読んだ本をまとめたので、せっかくなので映画の方も。
映画の方は観た日付も記録していたので観た順になっている。

2022年のベスト3

(注:2022年に「観た」映画であって公開された映画ではないです)
順不同です。
ちなみにPodcastでも話した内容でした。
211. 今年見た映画ランキング | Ossan.fm

トップガン マーヴェリック

映画自体はものすごくシンプルな作りになっているのだけど、トム・クルーズが俳優としても映画プロデューサーとしても最高の仕事をした結果生まれた大傑作でした。最近、数十年前の映画の続編やリブートがちらほら出てきている中で、特にオリジナル・キャストを使った続編としては群をぬいて良い出来栄え。そうそう、これが観たいのよというところをちゃんと見せてくれる。これがハリウッドスター、ハリウッド映画。

コーダ あいのうた

耳が聞こえない家族の中で、ひとりだけ耳が聞こえる少女が、歌の才能に目覚めていくという青春ストーリー。ヤングケアラーという言葉があるけれど、家族がハンディキャップを乗り越えて必死に生きる中で、どういう選択をするのかというのはすごく難しい問題だと思う。「大いなる力には大いなる責任が伴う」って言葉があるけど、家族にとっては「耳が聞こえる」というのは「大いなる力」なわけで。そして娘が「歌で生きていきたい」と願うんだけど、その娘の力を耳が聴こえないことで自分自身で確かめることができないもどかしさみたいなのはあるよね。自分の子供の選択を無条件に信じて後押しできるという力は、簡単なようで難しい。「ブルー・ジャイアント」の親父の「やれよ」に僕がめちゃめちゃ感動するのはそういうところなんだな。

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

2022年最初に観た映画。M-1もそうだけど、トップバッターが最終決戦に残るのは非常に難しいのだが、この映画は別格だったなー。
最速上映を観たので、0時過ぎて観終えたのが午前3時前とかだったけど、映画の内容は最高だったし、そんな時間に映画を見に来ているのはスパイダーマン好きしかいないので、会場の雰囲気がすごく独特だった。
通常の続編映画に前作のキャストを揃えるだけでも大変(映画と映画の間でキャリアップがあったり、何かしら不祥事を起こしていたり等)なので、この映画に「マルチバース」というキーワードで過去のスパイダーマンの映画のキャストが揃ったのは本当に奇跡だ。もう少しタイミングが遅いと、トビーが年を取りすぎているとかそういうことになりかねない(今作でもだいぶ老けていたが)。
とはいえ、過去作のスパイダーマンをリアルタイムに観てきた人間の感想なので、これが初めてのスパイダーマンですという人が観たときは魅力が何割か減るのも分かる。

2022年に観た映画

劇場で観たのは9本。マーベル作品は映画館で見れた。
「フレンズ」の復活スペシャルが観たくて一時的に加入したつもりだったU-Nextだけど、意外と重宝して使っている。新作映画がいち早く配信されるのも良い。そういうときは有料でのレンタルなのだけど、毎月レンタルに使えるポイントが還元されていて気にせず見ることができる。