a box of chocolates

You never know what you're gonna get.

ペダルボード/エフェクターボードを組んだ

ギターキッズならみんな憧れる(要出典)エフェクターボードですが、人気のマルチエフェクターZOOM G1X FOURを買った私は「エフェクターボード興味あるけど、組み方分からないし...」「G1Xの音色好きだし、エフェクターはこれでいいかな...」とちょっと距離を置いておりました。30年ほど前にギターを始めた中高時代もKORGのマルチエフェクターを使っていたので、マルチでええやんって思っていたんですね。

とはいえ、ギターキッズ(?)としてエフェクターボードへの憧れはあり、「そんなにうまくもないのにエフェクターボードとかに手を出していいの?」という心の声を聞きながら、どうしたものかなと悩んでいたものもまた事実。もやもや悩みつつも、Tak MatsumotoさんがリリースしたFixed Wahのエフェクターを買ったりして、いつかボードを組まなければ...というプレッシャーを勝手に感じていたりもしました。

そんな中、会社の朝会のスピーチで、id:magamingさんがエフェクターボードの紹介をしてくれたのをきっかけに、自分も組んでみるかという機運が一気に高まりました。その勢いで、すのこ型のボード、歪み系のエフェクター、ケーブルなどを勢いで注文して組み、完成したのがこちら▼です。

エフェクターボードの表と裏

もともと持っていたマルチエフェクターのZOOM G1X FOURと、TakのブランドIndigo NoteのFIXED WAHに加えて、歪み系のエフェクターとしてPro-coのLIL'RATを導入(RAT2でも良かったのだけど、ボードを小さくしたので収めるためにサイズの小さいLIL'RATにしました)。

電源はmagamingさんが紹介していたモバイルバッテリーで電源が取れるというOne Control のMinimal Series DC Porter MKIIを購入。モバイルバッテリーはAnker Power Bank (10000mAh, 30W)にしました。肝心のボードは、STRICH ギターペダルボードの38x22cmのサイズのやつ。このくらいのサイズに収めておくのが持ち運びも考えるといいかなーと思って注文してみましたが、正解でした(今のところ)。モバイルバッテリーとDC Porter MKIIを接続するときは、Type C - Type Aのケーブルでないとだめだったので注意が必要です(両端がType CのケーブルだとNGでした)。Anker Power Bankにしたのは、バッテリー本体に充電容量が%で表示されるので便利かなと。

エフェクター同士の接続は、15cmのケーブルを使っています。ボードの下側に向けて曲げているので、すっきりした形に見えるはず。 DC Porter MKIIと各エフェクターは15cmと30cmのDCケーブルを購入して、ボードの裏を通すようにして接続しました。

G1X FOURは、コーラスやリバーブ、フェーザーなど空間系と言われる種類のエフェクトを担当させるという感じなので、これから設定をいじって良い感じの組み合わせを見つけて行く予定。

THR10IIに接続してアンプシミュレーターを「FLAT」にして弾いてみましたが、良い感じ。G1X FOURも良いのですが、歪みはコンパクト・エフェクターのRATがめちゃ好みの音になっている気がします(プラシーボ効果の可能性は高そうですが...)。

ボードの電源をモバイルバッテリーでとれるようにしたので、バッテリー稼働のアンプTHR10IIと組み合わせて、路上でも使えるのが良いですね。まあ路上で弾く予定はまったくありませんが。

8月中にバンド練習がある予定なので、まずはそこで使えるように音を作っておこうかな。こんな感じの音になったよという動画はそのうち作ります。

音楽系の活動2024年上半期

パパ友とのバンド活動がちゃんと続いていて、家にいるときはちょっとでもギターを触るというのも習慣になっています。

ざっくり感想

引き続き楽しく弾けています。
この半年は、昔一緒に仕事をしていた cho45さんが1年くらい前(ちょうど僕がギターを再開したあたり)からギターを始めていて、しかもその様子をブログYouTubeで発信しているのを見て、新たに刺激をもらえたのが良かった。やっぱり基礎練習大事だなと思えたし、僕もコツコツやろうと前に買ったテキストを見ながら基礎トレも取り組み始めることができた。
昔に取り組んで挫折した「ギターソロ」にも向き合って練習できたのが良かった。無理かもなーと思っていた曲もちょっとずつやっていると指が動くようにはなってきた。ただ、人の演奏動画を見ていると、自分の指のあて方がちょっと違うのかなという気もする。指が短いからかもしれない。指が長い人が斜めに当てていく感じができないんだよな。指先が硬くなっているのがどの指も右側なんだけど、これ左側、もしくは真ん中が硬くなる方がいいんじゃないかな。知らんけど。
ギターソロに真面目に取り組んだことで、やりたかったB'zの曲も色々手を出せて良かった。ソロだと「Brotherhood」「ALONE」「Motel」あたりはざっくりとやれるようにはなったつもり。
バンドの方はギターよりもボーカルの方に力を入れているけど、聖闘士星矢の主題歌の「ペガサス幻想」はパワーコード弾きながら歌えるようになったので進歩。

2024年上半期の活動

ギターの練習を再開した2023年下半期まとめ

なんだかんだでギターの練習が続いているので、その2023年下半期の記録。もっと早く書いておくべきだったが、だらだらしていたら2月になってしまった...。

ざっくり感想

引き続き楽しく弾けている。
夏に散々迷った挙げ句、ギターアンプYAMAHA / THR10II Wireless + LINE6 Relay G10TII」を買ったのだけど、これがかなり良かった。オーディオインターフェース経由でパソコンに繋いで弾くパターンと、ギターアンプに繋いで(ヘッドフォンして)弾くパターンの2パターンができて、気分によって使い分けられるのだけど、道具の使い方の習熟度は上がらない。
下半期の前半は引き続きアジカンの練習だったが、苦手にしているギターソロにも手を出さなければと、B'zの曲も練習し始めた。その流れで、年末に、B'zの楽譜をメルカリで買ったりした。
バンドにはギターのMさんに加え、キーボードのYさんも加わり、5人の形に。皆さん上手で「次はこの曲やりましょう!」とLINEグループで盛り上がって、1回目で合わせるときに最後まで演奏できたりする。

2023年下半期の活動の流れ

ギターの練習を再開した2023年上半期まとめ

色々あって(下記参照)中高生ぶりにギターの練習に取り組んできた半年だったので、その記録を残しておきます。

ざっくり感想

中高生の頃よりも楽しく弾けていて楽しいです。
ギターからオーディオインターフェース(AG06)に繋いで、ヘッドホンでギターの音色を聴くとめちゃめちゃストレス解消になりました。
YouTubeや楽譜サイトなど、インターネットがまだ始まったばかりの頃と比べて、練習のための情報が簡単に手に入るようになっていた効果もあると思います。
ギターソロに手を出せなくてギターから遠のいてしまったのだけど、拙いながらも練習を続けていったら少しずつ(ほんとうに少しずつ)弾けるようになるのも楽しい。
月1くらいでスタジオに集まりましょうというイベントがあるのも、今のところ自分には良い刺激のサイクルになっています。

2023年上半期の活動の流れ

2022年に観た映画

読んだ本をまとめたので、せっかくなので映画の方も。
映画の方は観た日付も記録していたので観た順になっている。

2022年のベスト3

(注:2022年に「観た」映画であって公開された映画ではないです)
順不同です。
ちなみにPodcastでも話した内容でした。
211. 今年見た映画ランキング | Ossan.fm

トップガン マーヴェリック

映画自体はものすごくシンプルな作りになっているのだけど、トム・クルーズが俳優としても映画プロデューサーとしても最高の仕事をした結果生まれた大傑作でした。最近、数十年前の映画の続編やリブートがちらほら出てきている中で、特にオリジナル・キャストを使った続編としては群をぬいて良い出来栄え。そうそう、これが観たいのよというところをちゃんと見せてくれる。これがハリウッドスター、ハリウッド映画。

コーダ あいのうた

耳が聞こえない家族の中で、ひとりだけ耳が聞こえる少女が、歌の才能に目覚めていくという青春ストーリー。ヤングケアラーという言葉があるけれど、家族がハンディキャップを乗り越えて必死に生きる中で、どういう選択をするのかというのはすごく難しい問題だと思う。「大いなる力には大いなる責任が伴う」って言葉があるけど、家族にとっては「耳が聞こえる」というのは「大いなる力」なわけで。そして娘が「歌で生きていきたい」と願うんだけど、その娘の力を耳が聴こえないことで自分自身で確かめることができないもどかしさみたいなのはあるよね。自分の子供の選択を無条件に信じて後押しできるという力は、簡単なようで難しい。「ブルー・ジャイアント」の親父の「やれよ」に僕がめちゃめちゃ感動するのはそういうところなんだな。

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

2022年最初に観た映画。M-1もそうだけど、トップバッターが最終決戦に残るのは非常に難しいのだが、この映画は別格だったなー。
最速上映を観たので、0時過ぎて観終えたのが午前3時前とかだったけど、映画の内容は最高だったし、そんな時間に映画を見に来ているのはスパイダーマン好きしかいないので、会場の雰囲気がすごく独特だった。
通常の続編映画に前作のキャストを揃えるだけでも大変(映画と映画の間でキャリアップがあったり、何かしら不祥事を起こしていたり等)なので、この映画に「マルチバース」というキーワードで過去のスパイダーマンの映画のキャストが揃ったのは本当に奇跡だ。もう少しタイミングが遅いと、トビーが年を取りすぎているとかそういうことになりかねない(今作でもだいぶ老けていたが)。
とはいえ、過去作のスパイダーマンをリアルタイムに観てきた人間の感想なので、これが初めてのスパイダーマンですという人が観たときは魅力が何割か減るのも分かる。

2022年に観た映画

劇場で観たのは9本。マーベル作品は映画館で見れた。
「フレンズ」の復活スペシャルが観たくて一時的に加入したつもりだったU-Nextだけど、意外と重宝して使っている。新作映画がいち早く配信されるのも良い。そういうときは有料でのレンタルなのだけど、毎月レンタルに使えるポイントが還元されていて気にせず見ることができる。

2022年に読んだ本

2018年から、観た映画はGoogle SpreadSheetにタイトルだけ記録するようにしていて、2023年からは読んだ本についても記録していくことにした。感想とかまでマストにすると続かないのでタイトルだけ。2022年については本棚を眺めつつ思い出せるところを書き出してみた。

(参考)2022年に読んでよかった本はなんですか? はてなブロガーの「2022年ベスト本」まとめ - 週刊はてなブログ

2022年のベスト3

(注:2022年に「読んだ」本であって発売された本ではないです)
順不同です。

青春とシリアルキラー

タイトルに惹かれて手にとった一冊。
佐藤友哉先生がエッセイ風に書いたメタフィクションな話だった。
以下の一節に掴まれた。
「僕と同じく、みなさんもまた、幸福と不幸、万能感と焦燥感を同時にかかえて、混乱しながら生きていることだろう。現実と戦い、勝つこともあるが、基本は負ける。頭痛や腹痛を抑えこみながら夜を明かして、たまに吐く。
(中略)
 しくじった人生を、いかに生きるか。
 僕が求めているのはそれだけだ。」

Podcastでも話した。198. 青春とシリアルキラー | Ossan.fm

この世にたやすい仕事はない

隠しカメラを使った小説家の監視の仕事、巡回バスのアナウンス原稿作りの仕事、おかきの袋に載せる豆知識を書く仕事など、トリッキーでマニアックな仕事の現場でのやり取りがおもしろい。特に「路地を訪ねるしごと」で描かれている、住宅地の家に訪問してポスターを貼ってもいいか訪ねて回るというエピソードはサスペンス/ミステリー的な展開があって良かった。

Podcastでも話した。199. この世にたやすい仕事はない | Ossan.fm

政治学者、PTA会長になる

自分が昨年(2022年)にPTA会長になるというタイミングで出会った一冊。
いきなり冒頭に「『みんな違ってみんな戸惑う』PTA」という章があり、「つまり、僕たちの社会には『学校の数だけ』各々異なったPTA空間というものがあるのだ。どれ一つとして同じPTAはない。だから、話が合わなくて無理もないのだ」と前提をおいてくれているのが良かった。
作者の岡田先生の身の回りに起きた出来事が、自分に重ねられる部分は共感しつつ、そうでないところは愉快な(?)お話として読むことができた一冊。

Podcastでも話した。184. サルを見た男 | Ossan.fm

各スポーツリーグの撮影やSNS投稿に関するルールをまとめてみた(2022年2月)

先日京都サンガプレシーズンマッチを観に行った際に、写真撮影や動画撮影のルールってどうなんだっけと調べたろころ、ちょうど2022年の1月末でJリーグの観客による撮影ガイドラインが改定されたことを知りました(ちなみにプレシーズンマッチは公式戦ではないので上記ガイドラインの対象ではなさそうでした)。

少年野球の撮影用にと買ったカメラとレンズを活用するために、スポーツ観戦に行って撮影とかしてみたいなーと思っていたところだったので、ついでに色々なプロスポーツの撮影ルールについて調べてみました。

プロ野球セ・リーグ / パ・リーグ

一般社団法人日本野球機構のサイトで公開されている「試合観戦契約約款」を見る限り、試合の撮影に関する規約はなさそうです。禁止事項の中で「フラッシュ」について禁止されていますが、あくまで試合進行の妨害になる行為についての禁止であって、撮影の禁止とは書かれていないです。

では、プロ野球は撮影し放題、SNSに投稿し放題かと言うと、そうではなくて、各球場(あるいはチーム)ごとに、「試合観戦契約約款」に付随する形でルールが定められています。例えば、神宮球場の例を挙げると、以下のサイトにある通り「主催者の許可なく、音声・映像などをインターネット・その他メディアを通じて不特定多数の視聴が可能なものとして生配信または長時間の録画を配信するなど、記念撮影や個人の鑑賞目的以外の目的で撮影する行為」が禁止されています。

ちょっとわかりにくいですが、個人の記念に撮影する以外は駄目だよと書きつつも、「生配信」や「長時間の録画を配信」と条件を書いてあるので、ちょっとしたプレーの撮影とSNS投稿については救済しよう、ただし、まずいものはNGが出せるような余地を残しておこうというような風にも読めます。

昔からあるリーグで、ファンとの交流に写真撮影などがあったからとか、グラウンドが広いので注目を浴びるようなそれなりの動画や写真を撮影するには、かなりの機材投資が必要そう、というのも理由なのかもしれません。

少年野球で野球を撮影してきた経験だと、野球はバッターボックスの位置が決まっているので、バッティングの写真や撮影についてはカメラ位置は決められるので、シャッターを切りまくればかっこいいバッティングのシーンは撮影しやすいですし、守備位置もだいたい決まっているので、プレー中の選手の表情やスナップは撮影しやすいです。ただ、球場の構造的に間にネットが挟まるので、クリアに撮影するハードルがそれなりに高いですし(オートフォーカスだと手前のネットに自動的にピントが合ってしまったり)。また、打ったあとのプレーを撮影しようと思っても、打球が速くボールも小さいので、望遠カメラで追うのは至難の技だと思います。ということで、動画が撮影されても、クオリティが高く注目を集める動画が撮影されにくいので、規約に落とし込むまでではないということなのかなと想像しました。

プロサッカー

サッカーは動画や写真に関するルールが2022年1月までめちゃめちゃ厳しかったようです。試合の動画は言わずもがな、スタジアムやその周辺で撮影した写真や動画をネット上に投稿することも禁止されていたとのことで、なかなか厳しい。そんな中、2022年1月31日にガイドラインの大幅な改定があり、ルールは大幅に緩和されました。

Jリーグ

<写真>
公式試合全ての試合の試合会場で、投稿者ご本人様が撮影した写真

<動画>
公式試合全ての試合会場で、投稿者ご本人様が撮影した動画
ただし、以下の2つの場合は除きます
(1)試合開始(前半キックオフ)から試合終了(後半終了)までの間(ハーフタイムは除く)にピッチ上を撮影した映像
(2)時間を問わず、試合日当日にスタジアム内に設置された大型映像装置において放映された試合の映像(ハイライト映像も含む)を撮影した映像

Jリーグ公式試合における写真・動画のSNSおよびインターネット上での使用ガイドラインについて【Jリーグ】:Jリーグ.jp

試合中を撮影した「動画」はNGですが、それ以外は大丈夫というルールで、これは嬉しい。試合の開始直前までも動画は撮影OKなので、例えば試合中の映像は静止画でつなぐボラギノールのCM形式の動画はOKなのかな。動画も限りなく分割していけば静止画の連続である、みたいな話になりそうですが、そこはまあ常識の範囲内であればこの規約内に収まるのではないかなと思います。

本人が撮影したものであれば写真のSNS掲載はOKとのことなので、サッカーファンの皆さんはぜひはてなブログで応援ブログを書いて盛り上がってほしいなと思います。

日本代表戦

サッカーの日本代表戦についてはJFAのサイトに記載がありました。

Q.試合の様子を撮影したり、SNSに公開しても大丈夫?
もちろんOK!ぜひハッシュタグを付けて多くのサポーターにシェアしてください。

おすすめハッシュタグ
#daihyo #samuraiblue #nadeshiko

※営利目的や選手・スタッフの肖像権の侵害となる写真撮影、およびビデオカメラやスマートフォン等による試合動画の撮影、インターネット配信、三脚等を含む大きな機材の使用、また他のお客様の観戦や試合運営を妨げる撮影行為はご遠慮ください。

https://www.jfa.jp/national_team/guide/guide_04.html

「もちろんOK!」の「撮影」は静止画に限定されるのかな。注意書きで「ビデオカメラやスマートフォン等による試合動画の撮影、インターネット配信、三脚等を含む大きな機材の使用」と書かれている部分で書かれているのはどこまでの範囲なんでしょうか。試合動画、が意味するのは長時間の試合の動画ってことなのか、例えばシュートシーンやファインプレーなど短めのシーンの動画撮影はここに含まれるのかな。まあ含まれるんでしょうね。また「三脚等を含む大きな機材」はバカでっかいカメラレンズを禁止できるような注意書きなのかなと思いました。

Bリーグ

バスケットボールのBリーグは、最近できたリーグだけあって、動画についてはサッカーよりも少し詳しく注意が書かれていました。

試合中の写真撮影および15秒以内の動画撮影は個人での利用を目的とした場合に限り可能です。
※個人での利用以外のメディア掲載や商用利用を目的とした写真撮影・動画撮影については、クラブおよびリーグの許可が必要です。
公式記録として公開されたものを除き、チームの得点や個人の記録等の試合に関する情報を、商業利用目的(スポーツベッティングの用に供する場合を含みますがこれに限りません。)で記録したり他者へ提供する行為はおやめください。また、それを疑われる行為についてもおやめください。

https://www.bleague.jp/watching/

フラッシュを使用した写真撮影、および周囲の観戦の妨げになる大きな機材(望遠レンズ、三脚など)を使用しての写真撮影はおやめください

https://www.bleague.jp/watching/

15秒以内であれば、動画撮影OKというのは良いですね。スマホで気軽に撮影してOKということなのかと思いました。また、大きな機材をつかっての撮影もNGというところに「望遠レンズ」とも書いてあります。どのくらいの大きさのレンズまで許されるのか、という疑問はありますが、あくまでも周囲の観戦の妨げになるという条件で書いてあるので、隣や前後の人がプレーが見にくくなるようなサイズは駄目だよということなのかな。

Vリーグ

VリーグのルールにもBリーグ同様に動画に関する詳しい記載がありました。

  • 試合中のフラッシュ撮影、また自席を離れた場所での撮影は禁止されています。
  • 個人での利用を目的とした場合に限り、試合中の写真撮影や動画撮影を認めます。ただし、SNS等への動画掲載についてはプレーシーンの場合は1セット1ラリーまで、ベンチの様子などプレーシーン以外は30秒以内とさせていただきます。
  • 商業目的、またVリーグ機構ならびに第三者の権利を侵害する形で大会の映像や静止画、音声の全部または一部を、各種メディアを通じて配信することは禁止されています。個人利用以外のメディアへの掲載や、商業目的での撮影については、チームおよびVリーグ機構の許可が必要となります。
  • Vリーグ機構では、アスリートの写真・動画を使⽤した性的⽬的のSNS投稿やWEB掲載を固く禁止しています。会場で盗撮等を見かけましたら、大会スタッフにお知らせください。また、アスリートを傷つける性的目的のSNS投稿やWEB掲載を見かけましたら、Vリーグ機構の問合せ画面もしくはJOCのホームページから報告してください。
https://www.vleague.jp/ticket/message

個人利用の目的であれば写真も動画もOKで、SNSなどへの動画については「プレーシーンの場合は1セット1ラリーまで、ベンチの様子などプレーシーン以外は30秒以内」と詳しく記載されています。1ラリーだけなのは、ちょっとさみしいですが、まあ「Vリーグ行ってきました」みたいなvlog的な動画を作るには十分な尺じゃないかなと思います。またVリーグの規約はアスリートの写真の性的目的に関する記載があるのも特徴的でした。

競馬・競輪・競艇など

公営ギャンブルについては、ギャンプルという性質上、観客の映り込みに関しては厳しく制限されているようです。

競馬

「営利目的(インターネットその他メディアを使ってのライブ配信・録画配信を含む)での撮影」とありますが、個人で馬の撮影をしたいということに関しては、迷惑にならなければ良さそうです。

競輪

競輪については、各競輪場のサイトにルールが記載されているようです。例えば松戸の競輪場に関しては以下の通り。

「ゴール真横からの撮影」は禁止されているのは競輪固有かもしれません。ドローンという表記があるのも今っぽいです。また、バンク内の練習中の選手の撮影はNGというのがあって、これも固有のルールですね。

別のいわき平競輪場については、松戸と共通の部分がありつつも、撮影禁止場所が図示されていたり、各種メディア・SNS等への投稿・公開は禁止すると明記されていたり、特殊カメラを持ち込む行為(赤外線カメラ等)が禁止されていたりします。個別の事例については過去になにか問題が発生したりしたんですかね。

競艇

競艇についても各競艇場でそれぞれルールがあるようです。例えばボートレース若松だと以下のとおり。

「ぜひ、SNSでの共有等にご活用ください」とあるように、積極的な利用を呼びかけています。三脚や脚立についても利用OKのようです。ただし「撮影した動画をYoutube等の動画共有サイトに掲載する場合は申請が必要」とあるので、ご注意ください。これはおそらく運営者側がどこのチャンネルで利用されているかを把握しておきたいということなのかと思います。

ちなみに以前撮影に行ったボートレースびわこは、写真撮影はOKですが、場内インフォメーションセンターで受付をして許可証を借りる必要がありました。

感想

ファンサービス、また、SNSでの共有からのマーケティング効果に期待したいという部分と、選手やチームの権利、放送との兼ね合いをどうやって取るのかについて、各団体が考えながらルールを定めています。どんなルールも、前提にあるのは、競技の進行の妨げにならない、他の観客の迷惑にならないということだと思うので、そこはまず意識したいです。
全体的に「営利目的」の撮影は禁止ということが書かれていることが多いのですが、いわゆるアフィリエイト公告(YouTubeに出てくる公告)はそこに含まれるのかどうかが曖昧な事が多いですね。Jリーグガイドラインでは、個人の動画ページに出てくるアフィリエイト広告に関しては営利目的ではないと書かれているので安心ではあります。