日が沈んだ時間から映画村に入り、夜の江戸時代の雰囲気を味わいながら、日本酒の試飲ができるというイベント。
最寄り駅は太秦広隆寺。駅が近づくと、車内放送で時代劇風のBGMが流れて雰囲気が盛り上がります。駅からは徒歩3分ほどで映画村の入り口につきます。
開場18時の直前に着いたら、開場待ちの人がずらりと並んでいました。
PEATIXのアプリでQRコードを読み取ってもらい、おつまみ引換券つきのチケット(通り札)と日本酒試飲用のおちょこをもらいました。一式の中には貼るホッカイロも入っていて親切。
開場したら入り口で地図をもらいました。
会場の中はライティングで、江戸時代の雰囲気が演出されていました(実際の江戸時代はもっと暗いとは思いますが)。受け取った地図とかを見るのにも、明かりが付いているところの近くに行かないと見えなかったりして、不便といえば不便ですが、その不便さも含めて楽しむイベントなので問題なし。
「おでん」か「海鮮汁」が選べる「温かいもの」コーナーでは、おでんに長蛇の列ができていました。日本酒といえばおでん、というイメージなんでしょうか。僕もおでんにしようかと思ったけど、海鮮汁は並ばずに受け取れたのでそちらに。
魚の出汁がきいたすまし汁系の海鮮汁で、とても上品な味でした。美味しかった。
おつまみの方も、だし巻きや穴子の押し鮨などいくつかの中からひとつ選ぶ形式。僕はだし巻きをチョイスしました。これもいいお味。
さて、肝心の日本酒の「試飲」ですが。会場のあちこちに日本酒が置かれていて、試飲というより飲み放題に近かったです。
入り口で受け取ったおちょこを使って、ちびちびと飲みます。
会場は人がギュウギュウ詰めになっているということもなくて、ちょうどいい人の混雑具合でした。座る場所もたくさんあるし、お酒飲みながらうろうろするの楽しいなという気持ちになります。
本当に誰か住んでいそう。
熱燗が振る舞われるところも用意されていて、各所で着物を来たスタッフの方がお酌してくれます。この写真は遊郭の場所で、着物姿の美しい女性の方にお酒をいただけました。
しばらくすると、遊女っぽい方が座敷に座って、セクシーなダンスを披露しはじめました。
周りで写真を撮っていた中年男性の方々が、口々に「色っぽい!色っぽい!」「たまらん!」などと声をあげていたのがおかしかったです(たぶんみんな酔っ払ってる)。
その他にも、茶筒を作る様子を見れたり。
ライブペインティングが見られたり(下書きなし、補助具なしで、スッスッと直線を書いていく様子には思わず見入ってしまいました)。
かんざしづくりの体験ができたり。
能が見られたりと、盛りだくさん。
実質飲み放題の日本酒にテンションが上ってしまい、ペース配分間違えてべろべろになった様子がこちらです。
いい感じの路地をふらふらと歩いて酔いを覚まして帰りました。
11/22と11/23の限定イベントでしたが、楽しかったのでまたやってくれるといいな。
会社の日本酒好きも何名か参加していて、ブログに書いてました。
僕は、日本酒の味を堪能するというより夜の映画村で酒を呑むという雰囲気を楽しみメインで参加したので、そういう観点では大満足でした。