a box of chocolates

You never know what you're gonna get.

懐かしの舞台

先日、大学時代に一緒にお芝居をやっていたひとつ上の先輩が亡くなったという連絡がありました。個人的にも親しくさせてもらっていた方で、先輩というよりは友人と呼んだほうがしっくりくる関係でした。
それだけにショックも大きく、お通夜も告別式も参列させていただにも関わらず、未だに信じられないという気持ちでいます。

お通夜や告別式には多くの方が参列されていました。所属していた劇団の関係者も多数駆けつけ、数年ぶり、人によっては十年以上ぶりの再会を果たすことになりました。

悲しみの中、故人の思い出話をしていたときに、ふと頭に浮かんだのが「東京サンシャインボーイズの『罠』」というお芝居です。今や人気作家となった三谷幸喜さんが主宰していた劇団「東京サンシャインボーイズ」が、活動を休止する直前の公演で、舞台の様子は1995年にNHKで放映されました。高校時代にビデオ(VHS!)に録画していた僕は、その舞台を何度も見直していました。もちろん、亡くなった先輩とも見たことがあります。

舞台の内容は、

小学校時代の同級生が亡くなって通夜に訪れた男たち。久々の再会で思い出話に花が咲き、通夜の場は同窓会のような雰囲気になるが…。

というもの。三谷幸喜さんらしい、シチュエーションコメディです。劇団の知人と再開し、思い出話に花を咲かせながら、まさしくこの舞台のようだなと思ったのでした。

ということを書くにあたり、ネットで検索したところ、当時放送されたものが2016年5月にDVDとして発売されているのに気が付きました。同じくビデオに録画して何度も繰り返し見た「ラヂオの時間」や「ショウ・マスト・ゴー・オン」も一緒に。

「これは」と思い、即購入。ちょうど今朝、家に届いたので、この週末に見て昔を思い出そうと思います。


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