a box of chocolates

You never know what you're gonna get.

そう言えば最も児童数が多い小学校に通っていた

僕が通っていた小学校は、当時最も児童数が多い小学校だった(Wikipediaにもしっかり載っていた)。なるほど・ザ・ワールドのオープニング数当てクイズの題材にもなった。

その数、二千超。1学年9~12クラスだった。当時はそれが当たり前で、小学校っていうのはそういうもんだと思っていたけど、今考えると異常な数だ。

すごい人数だったけど、驚くことに給食は学校の中で作っていた。子供の頃の記憶をたどると、給食室で白い作業着に身を包んだ給食のおばちゃんたちが、何台も並んでいる地獄の大釜っぽいでかい鍋にボートのオールのようなしゃもじを突っ込んで一生懸命かき混ぜている画が浮かんでくる。

花いっぱい運動とかいうのもやっていて、児童は一人一鉢与えられ、チューリップやひまわりなど、ちゃんと育つように面倒みることになっていた。おかげで春や夏になると、綺麗な花々が咲いていた。

2000名を超える小学校の中で、どういう風に授業や職員会議やPTAが運営されていたのか大変気になるが、今となっては知る由もない。

なんてことを書いていたら、懐かしい気持ちになってきて、母校のホームページを見てみたのだが、ホームページビルダー感がやばかった。一瞬タイムスリップしてしまったかと思ったが、一応更新されているらしい。

児童数のページを見てみると、現在は300名程度しか児童がいないようだ。それはつまり、僕の生まれ育った町がどんどん先細っていくということで、少し悲しい気持になった。