a box of chocolates

You never know what you're gonna get.

プロジェクターとその他もろもろを設置した記録

What's this?

10月最終週から5週に渡って行われたB'zのオンラインライブ「B'z showcase 5eras」のために、在宅ワーク下で半分作業場所になっていた寝室の視聴環境を整えていった記録です。

11/20現在の環境

  • プロジェクター : XGIMI Halo
  • スクリーン : 模造紙 + 養生テープ
  • オプション : Blu‑ray Player "SONY BDP-S1500" / Nintendo Switch

プロジェクターや模造紙スクリーンについては Ossan.fm epi.111でも話しているので、そちらもぜひ!


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投影後のスクリーンサイズはおおよそ75インチです

プロジェクター選定

プロジェクターといってもピンキリで、投影される映像の明るさや本体のサイズ感など選ぶポイントが色々あって結構悩みました。
4K投影になるとまだまだ値段が高いので今回は対象外に。
サイズ感が手頃で(小さいと明るさが出ないですし、大きいと取り回しが難しい)、Android TVが内蔵されていてスピーカーも付いているもの、と探していくとXGIMIやEPSONのライトモデルなどが候補になってきました。
最終的に、XGIMI HaloかEPSON dreamio EF-100かの二択までになったんですが、会社のスタッフがXGIMIのプロジェクターを買っていて好評だったのと、EPSON dreamioはサイズ感(ちょっと大きく感じた)とAndroid TVが別売り(スティックを挿す)だったので、XGIMI Haloにしました。XGIMI Haloはスピーカーがスピーカーメーカーとコラボしていて外部スピーカーとつなげなくても割といい音で聞けるというのも魅力があります。

これを買ったのが9月くらいだったんですが、今見るとEPSONから2020年11月27日にXGIMI Halo対抗っぽいモデルが発売されるようですね。これは結構良さそうです。もう少しタイミングが早ければこちらにしていたなー。

XGIMI Haloの感想
  • Good
    • 性能と機能のバランスがいい
    • 一台でアマプラやTVerParaviといったネット系の動画が見ることができる
  • Bad
    • Netflixのネイティブアプリが非対応(見る方法はある)
    • 「モバイル」プロジェクタではあるが、バッテリ等の性能などのトレードオフとして重たく持ち歩くのは大変

設置場所検討

プロジェクターが届きまして、設置場所(寝室内のどこに置くか)の検討(事前に考えてはいたが実際に設置してみることに)を始めました。

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部屋のざっくりレイアウトは上記のような感じで、棚と書いているのは無印のスタッキングシェルフです。高さが80cmちょっと。左上の薄紫色のところにコンセントがあります。配線が面倒だったので、部屋的にもデッドスペースになっていた左上のスペースに、置いてみることにしました。ちょうど少年野球の撮影のために買った三脚が余っていたので、それを置いて設置。モバイルプロジェクタなので、底面に三脚に固定するためのネジ穴があって便利。

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部屋の隅から斜めに壁に投影。角度もちょっと上に傾けたので当然壁には台形に歪んだ映像が投影されます。そこで、プロジェクタの設定を「サイドスロー(斜め投影)」モードにして台形補正で調整しました。

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台形補正を大きくかけてしまう形になるので、投影される映像は少し小さめに(60インチくらい)なりました。加えて、プロジェクターから遠い方の映像が若干ぼやける(ピントが合わない)感じに。気にしないと分からない程度ではありますが、左右で映像のクリア度に差がつきすぎてしまうのはちょっと気持ち悪いですね。

映像の位置的に視聴するときはベッドの上に座ったり寝転んだり。ということで、ゴロゴロしながらバチェロレッテを大画面で楽しんだりしていましたが、B'zのライブが近づいたある日「これだとライブをベッドの上で見ることになるのでは?」ということに気が付きました(遅い)。

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そこで棚の上を片付け、コンセントから延長コードで棚の方に電源を確保し、プロジェクタの設置場所を確保しました。正面への投影になるので、台形補正による投影面積の減少もなくなり、画面サイズも75インチ相当に。棚の上を整理したことで、Nintendo Switch等の他の機器を接続しやすくなりました。

スクリーン検討

最初、クロスの壁紙にそのまま投影していました。
映像によっては気にはならないものの、ときおり壁紙の凹凸によってできる細かい影が気になります。もっと凹凸がないきれいな面に投影したいなと、スクリーンの購入を検討しました。
一般的なのはロールタイプのスクリーン(学校の教室で映像を投影するときに上から下ろしてくるあれ)で、安いものは1万円弱からあります。天井や壁に直接設置するタイプのものから、脚を組み立てて吊り下げるものまで色々ですが、寝室に置くにはtoo muchかなと思いました。天井に直接固定してしまうと、位置を動かしたいときに困りますし、上記投影位置的にベッドの上部に吊り下げることになるので、もし落ちてきたら、みたいな不安もあります。

安くて畳める布タイプのスクリーンがあったので、まあ3000円くらいならと試しに買ってみました。フックを壁に設置してスクリーンに空いた穴にひっかけていきます。設置は簡単でしたが、フックのポイントで布の自重を支えることになるので、布にはたわみができてしまい、設置後の形があまり美しくありません。
また、スクリーンが背面からの透過投影にも対応しているので、壁と吊り下げた布との間にできたスペースを投下して背面の壁で反射した光も透けてきて、映像がぼやっと見えてしまうんですよね。後ろにスペースがある場合や壁が反射しにくいところならまだマシだったかもしれません。

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左が壁に直接、右が布スクリーン

ということで、直接壁に投影かと思ったんですが、ふと、案外紙を貼ったらキレイに映るのでは?と思い、手元にあったコピー用紙を試してみたところ、かなりクリアになりました。

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紙があるところとないところの違い分かりますか?

ということで、文房具店で模造紙を購入。最初剥がしやすい3M コマンドタブを使って貼ってみましたが、剥がれてきそうだったので、養生テープで補強しました。


紙と紙の継ぎ目も養生テープを入れたので、その部分の反射が変わってしまい、白っぽい映像のときは目立ってしまいますが、それ以外のときはほとんど気にならないので良かったです。

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これは完璧かと思いましたが、紙って案外湿気で伸び縮みするんですよね。ということで若干のたわみがでてきていて、斜めから見るとちょっと気になるように...。これはちょっと改良の余地ありかなと思っています。

ネット環境改善

寝室のコンセントは一応マルチメディアコンセントなんですが、LANの工事をしていませんでした。リビングからのWi-Fiを拾っていましたが、やはり間の障害物や距離的な関係で若干不安定に。B'zのライブのDAY2のときは、良いところでネットが死んでしまいました。これは寝室にも無線LANのアクセスポイントを新設できるようにしようと、コンセントをあけて、有線LANの端末を増設しました。幸い、風呂場の上に設置されている集積所からは各部屋にLANケーブルが伸びていて、コンセント側ではコネクタに接続するだけでした。簡単。これで寝室のネット環境が改善し、仕事でのテレビ会議もかなり快適になりました。すごいぜ有線LAN。
そしてこの有線LANが、下記「オプション」の項目で出てくるBlu-rayプレイヤーに活きてくるのでした。

オプション

Nintendo Switch

プロジェクターを棚の上に移動したことで、横にSwitchのドックを置くスペースができました。たまたま会社用にドックを買っていたので、それを置いて、リビングと寝室にSwitchを置いて遊べるようになりました。

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最近はリビングで子供が勉強をしていることが多いので、寝室でプレイできて邪魔にならなくていいかなと思っています。あとでかい画面でやるゲームはなんか格別なものがありますね。子供の頃、ゲームセンター嵐とかコロコロコミック系の漫画で見たあの感じがあります。

Blu-ray プレイヤー

もともとB'zのライブを見るためのプロジェクターだったので、ネット配信だけでなく、手元にあるDVDやBlu-rayを投影したいなと言う気持ちになってきました。PS5がゲットできたら、リビングのPS4を持ってくるという手もありましたが、ゲットできなかったので、Blu-rayプレイヤーを探してみました。
HDDレコーダがついてないDVDやBlu-rayを再生するだけのデッキであれば1万円くらいで買えるんですね。

しかも起動がめちゃめちゃ早いので、見たいときに見たい映像をさくっと見ることができます。買ったは良いけどネット動画の躍進で出番がなくなっていた自分のDisk資産を活用することができるように。ライブ映像をでかい画面で見れるのがこんなにハッピーだとは...。

そして、副次効果として、このプレイヤーはネットに接続することでNetflixを見ることができるんですね。XGIMIの弱点というか欠点であったNetflixを純正アプリで見ることができない、をカバーすることができます。ただし、プレイヤーをネットに接続するには有線LANが必要なので注意が必要。私は前の項で説明したとおり、有線LAN環境を作ったので無事に接続することができました。

Next

当初の目的であったB'zのライブはiPadのブラウザで見ているのをHDMI to type-Cのアダプタでプロジェクタに接続してミラーリングして写しているのですが、ミラーリングの仕様上、左右に映らない領域ができてしまうんですよね。せっかく75インチの画面をゲットしているのに、iPadでのライブを投影すると、画角が55インチくらいになってしまいます。たぶんXGIMI内臓のGyaoとかでライブを見たら良いんでしょうが、チケットをまとめて買った関係でブラウザで閲覧するしか方法がないんですよね。
ちなみにiPhoneミラーリングすると横幅いっぱい写すことができるので、次はそれを試してみようと思います。
スクリーン周りも、もうちょっと改善していきたいですね。