a box of chocolates

You never know what you're gonna get.

ルーズヴェルト・ゲーム #1

池井戸潤原作のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」が始まりました。
高視聴率ドラマ「半沢直樹」のチームが作るドラマということで放送前から期待大でしたが、期待を裏切らない良いドラマでした。

日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』|TBSテレビ

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photo by GatheredMoments

仕事をスポーツに例えるおじさん

おじさん化の一例として、仕事のことをスポーツに例えるということがあります。スポーツの「作戦」「チームプレイ」「根性」みたいな要素が、普段の仕事に置き換えられるんでしょうね。
この「ルーズヴェルト・ゲーム」は、経営危機にある会社のサバイバルストーリーと、その会社の中にある弱小野球部のサバイバルストーリーがクロスオーバーしていくという、なんとも贅沢な内容。半沢直樹もだいぶ男臭いドラマでしたが、本作は男臭いに加えて汗臭さまで加わっています。良い意味で。

前作の役の名残り

制作チームが同じということもあり、演出面は半沢直樹感がかなり強いです。善と悪がはっきりしている世界観で、半沢直樹に登場した役者さんも何名か登場してきており、その役どころがどっちがわなのかだいぶ前作の印象に引きずられている気がします。前作の悪者が本作でも悪者として出てくるパターンは分かりやすいですが、前作で悪者だった人が本作ではいい人として出てくるケースがあって、慣れが必要ですね。

野球

銀行とやりあったり、会議室で怒鳴り合ったりっていうのは半沢直樹でもありましたが、ルーズヴェルト・ゲームの特徴はやはり野球シーン。グランドで体を使って投げたり売ったりするシーンは、また違った爽快感があります。

実は自分のこどもたちが地域の少年野球団に入ろうとしているということもあり、自分の中で野球がちょっとホットな話題になっていました。そういうのもあって、このドラマをいっそう楽しめそうです。