W杯出場を決めた夜、渋谷のスクランブル交差点で粋な誘導をしていたDJポリスの話。
- 「お巡りさんもW杯出場がうれしいんです!」 渋谷の交通整理、“DJポリス”がサポーターを巧みに誘導 - はてなブックマークニュース
- 【サッカーW杯】「皆さんは12番目の選手」渋谷の規制、警官が粋な呼び掛け - MSN産経ニュース
実際、その現場にいたわけではないからどんな雰囲気でどのくらい効果があったのかはわからないけど、記事やニュースから想像するとかなり気が利いた誘導だったみたいですね。
誰かに何かを注意しないといけないとき、権力ある立場から一方的に要求を突きつけてしまうときがあります。それで表面上うまくいく場合もあるけれど、対立構造を際立たせて後に遺恨を残すという場合も多いです。人によってはヒートアップしてしまい、余計に言うことを聞いてくれなくなることもあるでしょう。
そういう意味でこのおまわりさんの呼びかけ方は「暴動を起こさない」「怪我人を出さない」というミッションに対してかなり有効にだったんじゃないかなと思います。「『逆に盛り上がってしまったのでは』との意見もあった」と記事には書かれてますが、暴動が起きない方向に盛り上げた(「このおまわりさんおもしろいからこのノリに合わせよう、みたいな空気を作った」)のであれば、ミッションとしては成功ですよね。
むやみに対立構造を作らないというところは見習いたいと思います。