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a box of chocolates

You never know what you're gonna get.

外人とバーで飲んだ話

広島県のダム湖、名称が「栗湖(マロンこ)」に 理由は“響きが耳に心地よい” - はてなブックマークニュース
この記事を読んで思い出した。

今年の夏、id:nagayamaとふたりで飲みに行く機会があった。

本当はジンギスカンを食べるつもりだったんだけど、なんかお店が潰れていたので、近くにあったアイリッシュパブに入った。id:nagayamaは何度か来ているお店らしく、客は外国人が多かった。多国籍な感じでちょっとテンションがあがった。

ドリンクと簡単なつまみを注文して、席でだらだらと飲んでいたんだけど、トイレへ行って戻ってきたら、隣のテーブルに座っていたイケメンの男性がid:nagayamaに話しかけていた。

僕もそこに加わって、ブロークンなイングリッシュで会話することに。男性の名前はオスカー君で、ギタリストとして世界を旅して回っているらしい。京都はどうだった?とか他にはどんなところ行ったんだ?みたいな話をしていたら、オスカーくんのテーブルにすっと外国人女性2人が座ってきた。知り合いかと思ったら、どうも違うらしい。オスカーくん目当ての逆ナンみたいな感じだった。

デンマーク人のふたりは、われわれには目もくれずオスカーくんと会話してたんだけど、人の良いオスカーくんがこちらを気にしてくれて、結局5人で会話することになった。

で、ここで自己紹介タイムになり、そこそこ酔っ払っていた僕が、

"My name is Yoshiomi Kurisu. Please call me Chris!"

みたいなことを言ったら、意外とみんなが食いついてきて、「クリスってのはどう書くんだ?」とか「栗栖というのはどういう意味なんだ?」と聞いてきた。

あまりの食いつきっぷりに気をよくした僕は、

"クリ・ミーンズ・マロン!"

と説明したのだが、外国人の方々は、

"メロン?"

と聞き返してくる。

発音がまずかったかなと思い、

"ノー・ノー・ノー・マーロン"

"メロン?"

"ノーノー・ノット・メロン・マァーーロン"

"メェロン?"

"マァーロン"

"メェロン?"

"マァァーロン"

"メェロン?"

"(だいぶ巻き舌で)マァァァーロン"

だめだこりゃらちがあかんと、iPhoneを取り出して

"Malon"

と書くのだが、相手はよくわからないという顔をしている。

と、横からid:nagayamaが、

「クリスさん、栗は英語でマロンじゃなくて、チェスナッツですよ」

とそっと教えてくれた。

「ちなみに言うと、マロンはフランス語で、つづりはmarronです」

「・・・」

その後、ぐいぐい飲んで酔っ払って気をよくした僕は、外人女性になぜかギネスをおごり、千鳥足で帰宅したのだった。